第4回「経営に役立つQCD改善と進め方」セミナーの概要とご案内
第五章 作業改善とコストダウン
会社・職場を取り巻く環境は、年々、厳しくなってきており、会社の中ではいろいろな問題が生じています。
具体的には
⓵ 客先要求(市場要求):短納期化(JIT)、多品種少量化、コストダウン、高品質化、etc.
⓶ 納入遅れ(部品遅れ)のため月末はピーク になったり、月初は手空きになる
⓷ 多品種少量のため、段取り替えが多く、設備の稼動が上がらない
⓸ 設備の老朽化で故障・修理が多く、品質も安定せず不良・手直し等後ろ向きの作業が多い
等々です。これらの問題解決のためには、何らかの改善が必要です。
一方で、現場としては(現場の言い分)
- 我々は、毎日順調に生産をこなしているし、別に人が遊んでいるわけでもない
- みんな一生懸命 仕事をしており、改善はこれまで十分に実施してきた。もう改善することもない。それよりも 営業がうまく客先と納期調整し、生産計画をうまく作ってくれれば、段取り替えも少なく能率も上がる。
- 部品を確実に入れてくれたら、いくらでも能率よく組み上げることができる
- 生産性向上や能率向上、コストダウンをいうなら、もっと他部門に対し、改善を言うべきで、我々には、もう改善することがない 1
本当に改善することは無いのでしょうか? 現状で満足していると、世間の進歩に付いていけなくなります。作業改善はQCDを改善するための基本です。
本章では、作業改善の基本的な考え方とその進め方を、演習を交えて分かり易く解説します。
第六章 生産管理(納期管理)改善
生産管理の目標は、「必要なものを、必要な量だけ、必要な時に、ミニマムコストで作れる生産体制」の構築です。
生産管理業務は多岐に渡りますが、本章では
⓵ 生産管理の基本とリーン生産(ムダの無い生産)
⓶ 生産の基本構造(負荷、能力、仕掛、L/Tの相互関係)と 生産の基本13ヶ条
⓷ 生産工程管理演習 (ロット生産と1個流し生産)
⓸ 生産効率化(リーン生産)の進め方
について解説します。
以上が、「経営に役立つQCD改善と進め方」セミナーの概要です。
組織の改善力は、「改善力」=「改善人口」×「道具(管理技術)」×「練度」になります。
本セミナーで、QCDを改善する技術(管理技術)を習得し、組織の改善力を向上することにより、組織の業務改革、業績改善に役立ちます。また、新任の管理、監督者にとってもマネジメントの基本を学び、業務の改善、改革を進めるのに役立ちますので、是非、受講をご検討下さい。
文責 豊崎 義行
◎経営に役立つQCD改善と進め方セミナー
日 程:11月1日~2日 Webにて開催
受講料:¥49,500(税込み)
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