第3回「経営に役立つQCD改善と進め方」セミナーの概要とご案内
第三章 統計的品質管理
会社の中では、販売実績、生産実績、検収実績、検査実績、検査データ等々、日々データの洪水の中で仕事をしています。これらのデータをうまく活用するためには、それなりの技術(統計的な処理技術)が必要になってきます。
折角、苦労して集めたデータや実績値が、処理技術が無いために、生かされず、書類の山の中に埋もれたり、ごみ箱に直行するのは「もったいない」限りではないでしょうか。
データや実績値は、現状のプロセスや業績の状況を反映しているものであり、うまく処理することが出来れば、または、その意味を確実に読み取ることが出来れば、現状の業務にフィードバックし、改革・改善をうまく進めることが出来ます。経験・勘・コツに頼らずとも、誰でもが今後の動向を予測することが出来ます。
具体的には、統計データに基づいて、工程・プロセスの品質安定度の指標である工程能力指数(Cp、Cpk)の算出や不良率の予測等の品質管理(不具合の未然防止)で使っています。また、販売予測、在庫管理、製品・部品の見積もり、等々、いろいろな業務に応用できます。
データや実績値をうまく活用するため、統計的品質管理の基本を解説します。
第四章 JIS Q 9100(品質マネジメントシステム)の基本
品質マネジメントシステム(JISQ9100)の目的、仕組み等について、概要を解説します。
JISQ9100については、当社の方で「JISQ9100規格解説セミナー」を開催しておりますので、詳細は、是非、規格解説セミナーに参加し、理解を深めて頂きたいと思います。
次回(最終回)は、「第五章 作業改善とコストダウン」、「第六章 生産管理(納期管理)改善」について解説します。
文責 豊崎 義行
◎経営に役立つQCD改善と進め方セミナー
日 程:11月1日~2日 Webにて開催
受講料:¥49,500(税込み)
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