今回よりAS13100から呼び出されるリファレンスマニュアル（RM）について紹介したいと思います。

AS13100の序文にも書かれているのですが2013年からAESQはいくつかのAS13***文書を作成・発行していましたが2018年にこれらAS13***を見なおし（AS13001はそのまま）、
再構築しAS13100とRMとすることを決定。

以下のAS13***文書はAS13100に盛り込まれるととともにRMに置き換えられることとなりました。
AS13000　Problem Solving　                   →AS13100＆　RM13000
AS13001　DPRV　Training Requirement　 →このままAS文書として残る
AS13002　Alternate Inspection Frequency　Plans →AS13100＆　RM13002
AS13003　MSA　Requirement　　　　　　　→AS13100＆　RM13003
AS13004　PFMEA　and Control Plans       →AS13100＆　RM13004
AS13006　Process Control Methods　       →AS13100＆　RM13006

またこれらAS13***の置き換えに加え、ASとして発行されていなかった文書もRMとして加わっています。
RM13005　Quality Audit
RM13007　Sub-tier Management
RM13008　Design Work
RM13009　AS13100　Compliance Matrix
RM13010　Human Factors
RM13102　FAI
RM13145　APQP/PPAP

これらのRMはAS13100から参考資料として呼び出されており、要求の詳しい説明、使用するフォームの例、AESQメンバー会社のベストプラクティスなどが示されています。
ちょっと多すぎはしませんかと思うのが本音ですが・・・。

RMは無料でダウンロードできますので興味のある方はどうぞ。（無料ですが英語版です）
https://aesq.sae-itc.com/supplemental-material

次回はこれらRMの一部をもうすこし紹介したいと思います。

文責　竹内 朗

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